社長ブログ

最新記事一覧へ

マニュアルに近道なし



こんにちは。2.1の中山亮です。

先日某パン屋さんで目にした求人ポスター。
段階を積み重ねレベルアップしていくことで昇給する、といった仕組みが非常にわかりやすく記載されています。
これを見て、マニュアルにも同じことが言えるな~と思ったので、今回はその関連性についてお話ししたいと思います。
教育、マニュアルに近道なんて存在しない



初めに、ここで僕が声を大にして言いたいことは、「マニュアルにおいても、人の教育においても、近道なんてない」ということです。

そもそもマニュアルは、今現在の業務実態を可視化したものであり、たたき台として捉えるべきものなので、完成度よりもマニュアルを更新しながら業務改善のPDCAを回すことの方が重要、ということは、前回もお伝えしました。
では、人の教育についてはどうでしょう。

我々がよく相談されるのは、「トップ営業マンを完全コピーできるマニュアルを作りたい」というもの。
でも、よく考えてみてください。
大学の教科書を小学生に読ませても理解できないのと同じように、いきなり高度なマニュアルを与えられても、新人は理解できないし、ましてやその通りに再現するなんて、まず難しいと思いませんか。
「型」がなければ型は破れない

なので、そういった相談には、まずマニュアルで基本となる「型」を作っていこうとお伝えしています。
まずは型を覚え、それがしっかりできるようになって初めて、じゃあ次はこうした方がいいんじゃないかと、型にはまらないものを思考していくことができる。
そうやって一段ずつ上っていくと、いつか型が破れ、「型破り=みんなが完コピしたい人」になれるんじゃないでしょうか。
型があるから、型破りができるんです。

マニュアルも型だと思ってまずはしっかり作り、それをその通り実行していく。
そこからさらに、載ってないこと、変えた方がいいことを一つひとつ改善してマニュアルを育てていく。
冒頭の求人ポスターのように、マニュアルもアルバイトも1段目が基礎だとすると、それを踏まえて2段目、3段目と階段を登っていくから、完成度の高いマニュアルや仕事のできる人間ができあがるんですね。

先日引退したイチローも、「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」と言っていました。
パン屋のポスターを眺めながら、改めて、イチローの言ってたことってこういうことなんだな、と考えを巡らせつつ、美味しいベーカリーを一人こっそり味わった、とある休日の午後でした。