~IoT活用、リモートワーク運用の失敗を仕事の可視化スキルで防ぐ~

マニュアル整備事業を展開し、企業の業務効率化を実現する株式会社2.1(本社:東京都港区、代表取締役:中山亮)は、仕事に関する暗黙知の可視化スキルをテーマとした動画で、個人の可視化スキルの向上と組織のコミュニケーション活性化をサポートする可視化徹底ポータル「RIKYU」(https://rikyu.biz)の提供を9月1日から開始します。
■サービス開発の背景
昨今、業務効率化や生産性向上を目的とした「働き方改革」が各企業で推進され、IoTの活用を始め働く環境構築が急務となっています。
また、コロナ禍によるリモートワーク化も急速に進んでいるものの、仕事を自宅で遂行することが難しく出社を余儀なくされる人も多くいます。
その背景には、仕事が属人的になっていることで可視化できず、マニュアルの作成やリモートワークのマネジメントが難しい現状があります。
当社が2020年8月に実施した、会社がリモートワークを推奨しているものの実践できていないビジネスパーソンに対するアンケート調査で、何を解決すればリモートワークを実践できるか質問したところ
【第1位】経営者の意識が変わる(39.9%)
【第2位】自宅など社外で作業できるパソコンや携帯の支給(37.0%)
【第3位】会社のマニュアルの整備(28.8%)
と経営者の意識改革という根本的な課題や、PCネットワーク環境という物理的な課題を除けば、約3割がマニュアルの必要性を感じていることが分かりました。<図1>

また、会社でマニュアルが整備されていない理由としては
【第1位】取りまとめる担当者がいない(59.2%)
【第2位】会社がアナログ文化のため(48.8%)
【第3位】経営層がマニュアルの必要性を感じていない(42.4%)
【第4位】マニュアルの作成に時間がかかる(38.4%)
【第5位】業務が属人的になっているため(33.6%)
と、マニュアル作成にあたって担当者の育成、作成スキルの向上が必要とされています。<図2>

【調査概要】
・調査内容:「リモートワークに関するアンケート」
・調査対象者:22~69歳 男女、首都圏在住
・本調査回答条件:現在勤務先がリモートワークを実践できていないが、実施しようと思えばできると回答したビジネスパーソン
・有効回答数:本調査429サンプル(スクリーニング9,242サンプル)
・調査手法:インターネットリサーチ
・調査期間:2020年8月27日~8月28日
■「RIKYU」について
その様な環境下、これまで500社以上の業務マニュアルを作成・提供してきた株式会社2.1は、仕事を可視化し、マニュアルを作成するためのノウハウを分かりやすく解説した動画を、見放題で学べるサービスとして『RIKYU』の提供を新たに開始いたします。
『RIKYU』という名前は守破離を提唱した千利休をイメージして名付けました。侘茶を完成させ、世の中に普及させた千利休は型を徹底的に守り、成長基盤を作ることを大切にしていました。株式会社2.1では仕事上の暗黙知の可視化=型化と考えています。企業も社員も成長し、生産性を向上させるツールとして活用していただきたいという想いを込めました。
この度新たに提供する『RIKYU』は、仕事の暗黙知の可視化方法とマニュアル作成に必要なスキルを動画で解説し、個人の可視化スキルの向上と組織のコミュニケーションの活性化を促すサービスです。特徴は以下の3つです。
1.ハイクオリティな学びを体系的に提供
マニュアル概論、作成・組織内運用方法に関する約250本の研修動画が1企業1登録で見放題です。講義だけでなく実践も伴い、実務力に直結するカリキュラムを設計しています。
2.継続的に学べる工夫
動画は細かく分割されており、1本あたり約3分で視聴可能。スキマ時間を活用しながら、効率的に学習できます。1年間毎日視聴することで、継続的に定着させることが可能です。
3.様々な組織課題に合わせた導入が可能
定額で可視化のプロが教えるコンテンツが学び放題。暗黙知の可視化・マニュアル作成スキルによってビジネス上のあらゆる課題を解決します。
動画は、初級①、初級②、中級、上級とレベル分けされており、それぞれが持つ課題によって内容を選ぶことができます。
※動画のサンプルはこちら
<活用場面例>
・社内でマニュアルを内製したいとき
マニュアルに対する考え方からマニュアルの作成方法、組織浸透方法を効率よくインプット。
実践を交えて学習することで、早く定着し実務力に直結します。
・新人の初期教育として
入社時の必須知識の教材としても利用可能。仕事を整理する力が付き、正しく伝える能力、資料
作成能力の向上などを目的とした新人社員の初期教育としてもご利用いただけます。
・福利厚生メニューとして
いつでも気軽に可視化スキルやWordの小技を学べる学習コンテンツとしてご利用いただくことで、
福利厚生として従業員満足度の向上にご活用いただけます。
■サービス提供開始キャンペーン
この度『RIKYU』リリースキャンペーンとして、公式ページ( https://rikyu.biz )から直接お申込みいただいた方へ、8月28日に発売した当社代表・中山の著書「社長、僕らをロボットにする気ですか?」をプレゼントいたします。
■お問い合わせ
「RIKYU」サービスページ:https://rikyu.biz
お問い合わせ先:rikyu@nitenichi.biz.co.jp
暗黙知の可視化が上手になれば、社内の誤解、すれ違いは大幅に減らすことができます。可視化は潜在的な問題に気づかせてくれたり、新たな工夫を生んだり、さらには行動を可視化すること自体が様々な気づきのきっかけになり、生産性を向上させることにつながります。
今後も株式会社2.1では、マニュアルだけでなく、自分を表現できるようになるサービスとして、考え方や思いの可視化に関する動画を追加して個人が自立できるスキルの提供を目指します。