社長の本音

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救急車要請マニュアルって、誰が使うの?

こんにちは。2.1の中山亮です。
仙台市消防局が緊急時のマニュアルを作成したというニュースをネットで見かけたので、今回はその話をします。
その記事はこちら↓
救急車!いざその時のために…仙台市消防局がマニュアル配布へ | 河北新報オンラインニュース
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171204_13036.html
正しくは「仙台市救急車要請マニュアル」と言うようです。
記事には、「緊急時、冷静で正確な通報に役立ててもらうのが狙い」「万が一に備えてマニュアルを自宅の電話のそばなどに置き、保存版として活用してほしい」とありますが、一緒に載っていたマニュアルの写真を見て思いました。
「字面が多い、赤字も多い」。
緊急時に読むものなのに、情報があんなにいっぱいあってよいものなのか。
緊急時こそ、要点を絞らなければいけないと思うのですが……。

※画像は、河北新報のウェブサイトのキャプチャ(バナー広告は削除しました)
さらには、「緊急時に開くのだろうか」とも。
マニュアルって、そもそも緊急時に使うものなんですかねえ。
僕なら即119に通報して、どう対処すればよいか聞きますが。
冷静で正確な通報なんて緊急だからこそできないという考えに至らなかったのかなあ。
マニュアルを整備すること自体は良いことだと思っています。でも、どうせなら緊急の状態にあって冷静でいられない人に対し、どういう対応をすべきかをまとめ、通報を受ける側が活用するほうが機能すると思うのですが、いかがでしょうか。
この考えかたは企業と同じ。
優秀な人を採用する前提でマニュアルを作ったとしても、実際にはそうじゃないケースだってある。であれば、優秀じゃない人でも当たり前に使えて、結果を出せるマニュアルにしたほうが断然よいですよね。
繰り返しになりますが、マニュアルを整備すること自体は良いことなのです。ただ、発想が……。
緊急時にマニュアルを読めるほど冷静な人って、まずいないはずですから。
大切なのは、マニュアルを使う人の状況や性質に合わせて作ること。
「冷静に電話をかけてもらう」というのは、理想が過ぎる。
であれば、消防局員が使うものにするか、冷静じゃない人が使うことを前提にすべきです。
当社にお任せいただければ、もっと良いものが作れるのに……と、少々残念なような悔しいような気持ちになったのでした。