社長の本音

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新人教育を“ピカソ”に頼るなかれ!

こんにちは。2.1の中山亮です。

ときにお客様から「トップ営業のノウハウを基に新人用マニュアルを作ってほしい」という依頼をいただきます。
確かにトップ営業のノウハウを新人にインストールできれば、即戦力になりますよね。人材育成の期待が高まります。
しかし、実はこれって首を縦に振りにくいご依頼なんです。

話は変わり、ピカソといえば、何の絵を思い浮かべますか?
多くの人が、あの独特な抽象画をイメージするのではないでしょうか。
「まるで子どもでも描けそう」なんて思っている人もいると思いますが、この画法がピカソの名声を揺るぎないものにしたことに間違いはありません。しかも、ピカソって写実画を描かせれば右に出る人がいないと言わしめるほどの腕前でもあるのです。

閑話休題。
『トップ営業のノウハウは新人教育に使えない』というのが、当社の持論です。
なぜならこれは、初めて絵を習う人がピカソに「抽象画を教えてほしい」とお願いするようなものだからです。

ピカソが抽象画を描けるのは、写実画の基礎がしっかりしているからです。
同じことがトップ営業マンにも言えます。
トップ営業ほど、基礎が凡事徹底されているもの。営業するお客様に合わせて言い回しを変えられるのも、すべてのトークが分かるから。
基礎があるから応用が効くのです。

業務を学んでいくうえで、大事なのは基礎基本です。
いきなり飛び抜けた状態を目指すのではなく、一歩一歩階段を上るように積み上げていくほうが、ゆくゆくは応用の利く頼もしい社員に成長してくれるのではないでしょうか。

最後に、新人向けマニュアルの作成を検討している企業には、中堅で業績の良い方のスキルをベースにされることをおすすめしておきます。