社長の本音

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一番苦手だったことを仕事にしました

こんにちは。2.1の中山亮です。

最近になって、自分は一番苦手にしていたことを仕事にしたんだなと気づきました。
なぜ、そのことに気づいたかというと、会う人会う人に「中山さんは、ちゃんとやってそうですよね」といわれて、「あれ?」と違和感があったんです。
むしろ、僕はマネジメントでむちゃくちゃ失敗してきました。

最初にマネジメントを経験したのは26歳のとき。
係長に昇進して、5人の部下ができました。
そして、僕の仕事は5倍になりました。
できない人に仕事を任せる心の余裕がなく、自分が仕事を引き取ってしまったんです。
人の動かし方がわからず大失敗し、部下だった同僚には、部署全員に行きわたるメーリングリストで批判されました。
その同僚は別の部署に異動になりましたが、僕自身も反省しました。
僕には人の気持ちがわからないんだなと。

そこで、次に就職したリクルートでは、人をまとめる役回りは避け、業績を上げることに専念しました。
その次の会社プルデンシャル生命保険でも、入社当初はフルコミッション(完全歩合制)で、マネジメントは業務外でした。
ところが、しばらくして、営業所長にならないかという誘いを受けました。
最初は断りました。無理だからと。
でも、その頃にはいつか経営者になりたいという思いで勉強をしていて、過去のリベンジをしたい気持ちもありました。
そこで、一念発起して営業所長を引き受けたのです。

その時に大前提としたのは、僕には人の気持ちがわからないし、人は僕の気持ちをわからないということ。
だから、チーム内のコミュニケーションを大事にして、いかにコミュニケーション不足をなくすかに注力しました。

人は心得や目的だけでは仕事のやり方がわからないし、やり方だけを教えても方向性がわかりません。
目的と行動と結果の3点をきちんと見える化することができて初めて、組織として求められる結果を出せるという答えに行きつきました。
それを文章化したのが、マニュアルです。

もともと僕は、このような細かいことが人一倍苦手でしたが、マネジメントをする中で試行錯誤しているうちに、気がついたら得意になっていました。
得意ではなかったからこそ、不得意な人の気持ちがわかりますし、できなかったことをできるようにするための方法を見つけることができました。
得意なことではなく、不得意なことを仕事にしたことで、結果的に多くの人に共感いただけているのかもしれません。