社長の本音

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すでにあるマニュアル、一度見せてください

こんにちは。ニテンイチの中山亮です。

先日伺った会社で、こんなことがありました。
事前の打ち合わせ時にはわからなかったんですが、いざマニュアル作成のための取材を始めて、担当者にヒアリングをしていくと、傍から立派なマニュアルが出てきたんです。
「こういう、メモ程度のものは活用してるんですけどね……」
「……! メモじゃなくて、立派なマニュアルじゃないですか!」
そのマニュアルは、かつて業務担当だった方が、自分の経験を丁寧にテキスト化して作ったもの。
業務に必要なもののチェックリストまで、ついています。
正直、焦りましたよ。
弊社で作り直す必要があるのかってくらい、しっかりしたマニュアルに見えたので。

でも、中身をよく読んでいくと、次第に改善の余地が見えてきました。
このマニュアル、作った人にとっては完璧なんですけど、書かれていることを素人がやろうとすると、できないんですよね。

大事なところが、軒並み抜けてしまっているんです。
例えば、「相見積もりを取る」と言っても、何を比較対象に見積もりを取るのか。
「社内で稟議を通す」と言っても、何に気をつけるべきなのか。
行動だけ書かれていて、その背景となる姿勢や、現場で起こりうる失敗などの例が、書かれていないんです。
「参加者が200名の場合、資料は220名分用意する」。
その20名の根拠は? 
100名の場合はどうする? 
そこを見える化しないと、再現性がないマニュアルになってしまうんです。

自社で作ったマニュアルがある場合は、ぜひ積極的に、私たちに見せてください。
このマニュアルをどうすればもっと活用できるか、そんなご相談でもOKです。
客観性があり、現場で本当に使えるマニュアルを作るのが、私たちの使命ですから。