社長の本音

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マニュアル作成は大変な仕事か

こんにちは。ニテンイチの中山亮です。

マニュアルの営業をしていると、お客様から「大変な仕事ですね」といわれることがよくあります。
お客様にとって、マニュアルは、自分たちで作るのはとても面倒で手間がかかるものなんですね。
そのたびに「だから、私たちの仕事になるんです。儲かっているんです」といっています(笑)。

でも、その後に僕たちはただ手順をテキスト化しているのではなく、経営者と社員を支援するツールとしてマニュアルを作っている、他社とは違う新しいマニュアルを作っているんですというお話をさせていただくと、一様に「面白そう」といわれます。
実際にマニュアルを作るという仕事は、とても面白いです。
それは、さまざまな会社の現場を知ることができるから。

例えば、不動産会社の社員がどんな仕事をしているかは、表面上はわかります。
買主と売主の間に立って交渉して、仲介料をいただく仕事です。
でも、各不動産会社によって、やり方は全然違うんです。
例えば、物件の営業で「やっぱりやめよう」といったネガティブな回答に対して粘り強く交渉していくことを、ある会社では「反対処理」といいますが、ある会社では「アウト返し」といいます。
このような言葉の違いをはじめ、手順もどこに重きを置いているかで変わってくるのです。

マニュアルを作っていると、実際に行っているビジネスを現場レベルで知ることができます。
それは、僕らが現場の取材を丹念に行っているから。
ミスをしやすい工程のチェックリストを作る時には今までの苦労話を聞けますし、どんなことに仕事の喜びを感じるかを問えば、それが事業の目的だったり、社長から社員へのメッセージだったりします。
このように、風土のレベルで会社のことを知ることができる。
だから、面白いんです。

たまに趣味を問われることがありますが、正直忙しくて、映画や旅行などの時間はなかなかとれないんですね。
その代り、みんなが本を読むように僕は仕事をするんですといっています。
この仕事では、知的好奇心をめちゃくちゃ満たされます。そして飽きにくい。
だって、不動産屋のマニュアルを作った後に、業界も職務もまったく違う寿司屋のマニュアルを作るということが普通ですから(笑)。
ひとつの会社でも、部署が異なればまったく違う話を伺えます。

だから僕は現場に行き続けたいのですが、今は社長として全体を監督する立場なので、なかなかそうもいきません。
いつも、現場に行きたいなとウズウズしています(笑)。