社長の本音

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営業社員としての心配り


会社には、色んな部門がある。
営業部、企画部、開発部、総務部、経理部、人事部、、、会社によって本当にサマザマ。

その中で、顧客と接点があるのは、結構限られている。
というか、営業販売関連の部門が主で、他は殆ど無いだろう。

でも、顧客に提供しているサービスや製品は、会社全体で作っている。
開発部門は当然として、その作る人達をサポートする総務や経理、人事だってそう。
そもそも、そのサービスや製品をニーズが有る人に届けるためには、企画やマーケティングの人たちの努力がいる。
会社全員が、サービスや製品に関わっているわけだ。

ただ、顧客の提供したサービスへの反応や評価を常時感じることができるのは、営業販売部門だけ。
夜なべして頑張った開発などの内勤の面々は、その頑張った評価を聞くことが出来ない。

マニュアルの会社もそう。
マニュアルのライティング・制作のメンバーは、ディレクターがインタビューしてきた内容をマニュアル利用者の立場で、誰が読んでも書いてある内容がわかるような、その作業を実行できるような、そんな表現を夜なべして考え尽くしてくれている。


以前、こんなエビソードが。

某クライアントの業務で『縄を縛る』という作業があり、それをマニュアル化した際、某クライアントのマニュアル制作担当が作業手順を書いた原稿を送ってきた。

その原稿が再現性のある内容なのかわからないマニュアル会社の制作社員らは、自ら縄を買ってきて実際に自分たちでやってみていた。
やってみると、送られた原稿ではその作業を実行できないことがわかり、制作社員の実体験を元にその原稿を追加修正した。
ただ、、、この制作社員の努力はクライアントにはやっぱり見えない。
そこまでして作り上げたマニュアルであることをわかってもらえないのだ。

そこで、某クライアントに対しマニュアル会社営業がこのエピソードを話した。
「この縄を結ぶ手順、送っていただいた内容に少々(というかかなり)項目を追加してみたんですが、いかがですか?」「実は、当社の制作社員が縄を買ってきて、、、、」と。
すると某クライアントは痛く感動され、マニュアル制作が完了した時、その制作社員に直に電話して御礼を言ってくれた。
その電話を受けた時の制作社員の表情、その後の働きは言うまでもない。

そんなエピソード。


営業社員は、顧客にばかり目が行きがちだけど、関わっているのは自社、内勤の社員も同じ。内勤の社員だって人間で、頑張りを褒められたら嬉しいし、だからこそ頑張れる。
そしたら、より高品質のサービスや製品が顧客に届けられる。

営業社員にとっては内勤の社員も顧客!なんて言うとなんだかチープだけど、
顧客と接する営業や販売の人間は、その顧客と同じくらいに、自社の社員にも心配りができて欲しい。

そんな話が、本日某案件がキッカケで社内にて。



自分自身、経営者兼営業として、そんな心配りができているのかはさて置き。。。